おきざりのじかんがきみへのおもいを
おしえてくれてたんだね
さよならとありがとう
おげんきですか あれからいくつか
つきひがめのまえをとおりすぎてゆく
きみのくせもいつかはなしたゆめも
ずっとかわらない あせないままのこって
つきひながれて とおくはなれて
きみのしらないこのまちでたたずみ
あのかえりみちのふたりのひびに
きょうをかさねたきみのかげをさがした
いつまでもただふたりのときが
そこにあるっておもってたんだ
きみとのときがぼくのむねをずっとつかんでは
はなさないみたい
さよならとありがとうこんなにすきだった
かえれない かえられないおもいのこして
さよならとありがとうっておもえたらいいけど
いまはまだあのときとおなじぼくです
あのひもきっとこんなおだやかなにしびの
さすゆうぐれ ちょっとてまえだったできごと
どんなふうにはなした そんなことはわすれた
けれどいたんだ むねはずっといたんだ
もしもあのときなんてまぼろし
こたえがないだってきみはもういない
ぼくをてらしたまちとにしびが
とまるあしをうつしたときはずっとそのまま
おもいでたちをむねにしまって
ほらすこしずつあるきだしたの
いつかわらって それまでのひびをはなせたら
なんておもった
さよならとありがとうはまだいえないけど
いつかただおもいでとよべるように
さよならとありがとうほんとうのきもちを
ぼくにただくれたのは ああきみでした
おきざりのじかんがきみへのおもいを
おしえてくれてたんだね
さよなら ありがとう
このきもちならばずっときっとここにある
とどけたいけど とどかないそんなひびだって
さよならとありがとうこころにきざんで
またすこしまえにすすみあるいていく
そうきめたいつかのきみへだいすきでした