はるはつきにわらうように
なつははなびにこいをするように
あきはそらをすいこむように
ふゆはどこまでもかけぬけるように
かぜにわけいったいつものげつよう
あさやけにそまるごろむねがくるしくてさ
それはゆめのつづきそれともはじまり
ひとつかみざらめいしこころにとけだした
いたずらにさすひかりがきみのかみのうわすべりおち
まばたきのまにせかいのいろをかえてしまった
はるははながさきみだれて
なつはゆうひがむねをこがした
あきはかれはにかぜがまいて
ふゆはゆきがまちごとこころをそめていった
うばっていった
にじにかけよったなにげないげつよう
ちぎれそうなわたのくもふいてももどらない
それはゆめのさんかがいとうはよるまち
ひとひかりにばんぼしこころにきみがいる
おおげさなかっこうでふくらみつづけるこのきもち
まばたきのまにせかいのいんりょくをかえてしまった
はるはつきにわらうように
なつははなびにこいをするように
あきはそらをすいこむように
ふゆはどこまでもかけぬけるように
ぼくはきみにこいをした
ぼくはきみにこいをしてしまった
ひがのぼってしずんでった
よるのむこうにあしたがまってた
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