風笑い 空歌う
そんな季節がもうすぐそこに
立ち止まること忘れていた
僕もなぜか足を止めて
振り返ればささやかな優しさとか
今思えばあの出会い あの言葉
背中合わせで僕を支えてくれてた
もしかしたらそれは立場とか立て前とか
僕にわからないようなことなのかも
それまでも僕はきっと
いくつものしがらみに
包まれて守られて生きている
ありがとう
日溜まりに腰掛けて
穏やかな空見上げて思う
きっと誰もが心の隅で
思い出に過ごしていて
未来だとか希望だとか歌っても
絡まわりして伝わらないのはどうして
僕らはきっと記憶の海の上で
思い出の海原に
ゆらゆらと浮かびながら
生きる旅少しずつ深くなって
たまに海の底まで
記憶を探しに沈んで
そしてまた海の上を漂ってる
いつまでも
気がつけばいつの間に
深くなる記憶の海で
僕だけに正解の答え探し
これからのことなんて
どうにでも変えられるさ
風はいつでも僕を導いてる
晴れの日も雨の日も
見上げれば空はそこに
その手その温もり絶やさぬよう
思い出の海原に
ゆらゆらと浮かびながら
生きる旅少しずつ深くなって
どこまでも