誰のせいでもない わかってたのに なぜこんなに悲しいんだろう 明日になればまた会えるのに やがて消えてゆく 真夜中の向こう側こうして 君を見てる すべてがからまわりなのかなぁ それとも何 こぼれ落ちないように 両手で持った言葉二つ それだけなのに たったそれだけなのに 照れて 笑った 君を見たら その瞬間めの前の嘘がひとつずつ消える さりげなくでも 大げさでもいいさ 始めよう 不器用な名刺にだって 最初は戸惑って そのうち壊して君と笑う 二つ並んだ影に そっと時が重なる いいさ わかってるから 君が手のひらで問いかけた その孤独も 目も合わせられないような悲しい過去も 最初から決まっていた始まりもまるで 例えばこんな素敵な夜も 生きている今を噛み締めて一緒に行こう さりげなくでも 大げさでもいい さぁ 始めよう 不器用な名刺にだって 最初は戸惑って そのうち壊して君と笑う そして僕らがやがて杖をついても 変わるはずのない二つの言葉を いつでも言えたらいいね その時もこうして君と 君と笑う